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レバレッジ取引とは 使い方次第でリスクを低減

株式を100株単位で買うお金がない、もっと資産を増やすための効率を上げたい、と思っている人に便利な手法です。この取引のメリットとデメリットについて解説していきます。

レバレッジ取引とは

レバレッジ」=「てこの原理」ということで、少ない資金で最大限の利益を狙うための取引です。リスクが高いので、ここに全額を投入するのはおすすめではないというのが結論です。

主な用語

株式 信用取引

委託保証金率という表記があります。株は証拠金30%のため、仮に100万円出さなければ買えない株があったとしても、30%の資金30万円があれば取引ができます。

保証金の計算式
100万円×0.3(30%)=30万円
約3.33倍の取引ができるということになります。

FX  ,  CFD  , 仮想通貨

外国為替証拠金取引(FX)、差金決済取引(CFD)、仮想通貨は、レバレッジ5倍、10倍、25倍という表し方で資金に対して倍率分の取引ができます。仮に100万円の資金があり、25倍のレバレッジ設定をすれば最大2500万円まで取引可能です。

レバレッジ取引のメリット

短期間で資産増加を目指せる

少しの資金で数倍の取引ができるので、一気に資産増加が目指せます。積み立て投資の場合は少額ずつコツコツとやるため、増えるまでに時間が数十年と発生しますが、レバレッジ取引がうまくいけば短期間で資産を何倍にもできます。

相場が下落中でも利益を出る

ETFの「1357 日経ダブルインバース」や「1368 TOPIXダブルインバース」は、日程平均やTOPIXがマイナスなることで評価額が上がります。株の信用売り(空売り)、FX、CFDは売りから入ることが可能ですので、チャートが下降トレンドでも利益が出せます。

証券会社から、株や通貨、商品をお借りてから取引しますので、自分で持っていなくても売りから取引することが可能です。

レバレッジ取引のデメリット

失敗したときの損失が大きい

成功したときの収穫は大きいですが、失敗したときの損失も大きいです。例えば、25倍というレバレッジがかかった場合、通常1万円で済むはずだった損失も25万円になるということです。一気に損失して破産した人は数知れずいます。

手数料が余分に発生

レバレッジ取引は手数料が高いです。株の信用取引レバレッジETF保有しているだけで高い手数料が発生します。特に株主優待がある銘柄の空売りは、逆日歩というのが発生し、思わぬ出費に繋がります。

長期保有は損失が増える

長期保有の場合はほとんどマイナスになります。例えば、100万円分の商品を購入したときに上昇と下落を繰り返すと…

100が1割上昇すると110
110が1割下落すると99
100が1割下落すると90
90が1割上昇すると99

100が3割上昇すると130
130が3割下落すると91
100が3割下落すると70
70が3割上昇すると91

このように、同じパーセンテージ分の上昇と下降を繰り返すと絶対にマイナスになります。レバレッジがかかるとより高いマイナスになるため、長期保有には向いていません。

レバレッジ取引の対策

予め逆指値を入れる

指値とは「この価格になったら決済する」という取引です。一気にマイナスしたときの損失は計り知れませんので、取引と同時に5%程度の逆指値も入れます。

5%下落ラインで逆指値
取引時点から上昇下降の確率は50%
100 ÷ 5 = 20
20回連続マイナスになる確率 ≠ 1/105万

5%の下落ラインに逆指値を入れると、約105万分の1の確率で資金が0になります。購入してから全てマイナスになることは滅多になく、損失を比較的低減させることができます。また、プラスになったらその価格から5%の下落ラインに逆指値を入れるようにすればより安全に取引できます。

少額で取引する

全額を入れると全損する可能性もあるので、少額にレバレッジをかけて取引します。少額をドブに捨てる覚悟を持って、うまく上昇の波にのれることができれば、かなりの利益が確定できます。

国内でのレバレッジ倍率

日本での最大レバレッジ倍率は決まっています。レバレッジをたくさんかけられるFXがリスクが高く投機のように感じますが、破産するほど損失を出す人は、許容範囲を超えたリスクを背負った結果であり、FX自体は投資といえます。仮想通貨は取引所により25倍程度ありましたが、価格の振れ幅が大きすぎるため規制で引き下げられました。

株式 信用取引

3.33倍

仮想通貨

2倍

FX

25倍

CFD

20倍程度

最後に

レバレッジ商品について解説しました。上は青天井で下は底なしですので、全財産を入れるのではなく、許容範囲でやるようにしましょう。